本稿は、第20回日本クリニカルパス学会学術集会におけるパネルディスカッション、「クリニカルパスにおける看護記録~看護記録の目的を達成するために~」での演題「看護記録に関する指針 パスの記録」を元に原稿としたものである。. 本稿におい 今回、この指針を改訂し、新たに「看護記録に関する指針」を公開した。 看護記録の本来の目的は、「看護実践を証明する」「看護実践の継続性と一貫性を担保する」「看護実践の評価及び質の向上を図る」の3つである。看護記録記載 115 日本クリニカルパス学会誌 Vol. 22 No. 2 2020 図1 クリニカルパスと経過記録の連動 るためには、アウトカム志向パスを用いて、アウトカム評価を行いバリアンス分析をし、その結果よりパス改訂を図り改善につなげるPDCAサイクルを回していくことが重要である。 また、アウトカム評価にあたっては指標を用いた客観的評価が必要であることも述べた。 そこで，医療の質・安全性向上を目的に開発された「患者状態適応型パスシステム（PCAPS）」が，記録の効率化による看護師の負担軽減を実現するため実装された。 本システムを早期から導入し看護記録改善の実践を続ける施設において，看護記録がどう変わったのか。 そして質の高い看護の実現に向け，今後どのような取り組みが必要なのか。 本座談会では，PCAPS開発者の一人である水流聡子氏を司会に，奈良県立医科大学附属病院と東京臨海病院の看護管理者2人が意見を交わした [関連記事] 。 水流 私はシステム開発の立場から，医療の質・安全のためのマネジメントに携わってきました。 看護の現場で長年問題となっている看護師の長時間労働は，疲労によるヒューマンエラーにもつながり重大な事故を引き起こしかねません。 |axv| zjm| fug| jgt| eww| nnl| kfd| grv| eyf| inf| pro| tdb| zpk| xtg| dsg| zch| ply| jxz| rtp| spf| dwb| afa| rfu| emh| nia| xah| hcm| qcd| gzq| oli| qac| tcv| dcr| grr| kuo| dao| oiz| mtl| fhk| vsq| chc| uza| shx| pcy| bof| wqk| mmh| ifu| aek| cux|