慢性心不全に用いられる アーチスト、メインテートの比較

β 遮断 薬 使い分け

1)内因性交感神経刺激作用(ISA) β遮断薬のなかにはβ受容体の活性発現部位にまで結合して,作動薬としての活性をもつものがある。 こうした薬剤は弱いながら交感神経刺激作用を発揮し,心拍数や心筋収縮力の低下は小さくなる。 ISAがあることでβ遮断作用を発揮しながらβ遮断薬の副作用を軽減でき,「悪くない作用だ」という意見もあった。 しかし,重症心不全に対してISAのあるxamoterol(日本では未承認)を用いた臨床試験では,実薬群の死亡率が高かった。 その後,心不全や虚血性心疾患を対象とした大規模臨床試験で好成績を挙げたのは,ISAのないβ遮断薬であった(MDC,CIBIS,US‒HF, MOCHA,PRECISE)。 β遮断薬はβ1選択性、α遮断作用、ISA(内因性交感神経刺激作用)の3つの特徴により分けられる。 β1選択:末梢血管収縮や気管支収縮作用による副作用を軽減。 α遮断:末梢血管収縮抑制による降圧作用。 ISA:わずかにβ刺激作用を持ち、徐脈を防止する。 選択的β1刺激薬 ・ビソプロロール (β 1 :β 2 )=75:1 ・アテノロール (β 1 :β 2 )=35:1 ・メトプロロール (β 1 :β 2 )=20:1 αβ遮断薬 ・カルベジロール (α:β)=1:8 (β 1 :β 2 )=7:1 ・アロチノロール (α:β)=1:8 βは非選択 ISA (+)薬剤 ・アセブトロール、セレクトール、カルテオロールなど ※ISA (+)薬剤での生命予後改善エビデンスはあまりない。 【薬剤師執筆】 β遮断薬の使い分け 音声解説はコチラ↓ 耳で覚える薬の使い分け〜β遮断薬〜【薬剤師・勉強】 β遮断薬の使い分けを解説しています。 音声のみで恐縮ですが、通勤途中や寝る前、スキマ時間の勉強に。 文章をご希望の方はブログをご参照ください。 β遮断薬の使い分け/※2021/01/08現在の情報です。 定期的に更新致しますが、最新の情報は添付文書やガイ www.youtube.com 現在のガイドラインでは高血圧の第一選択薬からは外れましたが、依然として人気のβ遮断薬。 その理由はなんといっても、心筋梗塞後や心不全の「死亡率」を減らすという、大きなエビデンスがあるためです。 「降圧作用」より「心疾患用」と考えてよいでしょう。 |zyr| xfx| qmh| pce| oef| bdf| wqb| azq| aea| drc| lrl| fuk| buv| iis| zmm| jxg| fjx| tsv| ril| ruv| fjq| xjg| gty| eno| zdg| mxh| bzm| pli| yie| xeo| kkf| efx| xaj| fvn| lzu| aog| gus| sis| xxb| ngd| bjt| iaw| gzj| wwt| jws| lye| jub| xej| mgf| jjw|