[Book74]石田衣良セレクト『海に霧 寺山修司短歌俳句集』(寺山修司/集英社)〜ドラマチックで切れのある句〜

寺山 修司 短歌

今月から担当する歌人の小島なおさんが初回に取り上げたのは、没後40年を迎える寺山修司の短歌。印象的なフレーズを持つ3首を引用し、寺山が エンタメ史 寺山修司とはどんな人? 生涯・年表まとめ【短歌や名言、死因も紹介】 2022年2月23日 寺山修司は、昭和時代に活躍したクリエーターです。 歌人、脚本家、演出家、映画監督、写真家、エッセイストと多彩な顔を持ち、どの分野においても世界的に評価されており、他界して40年近く経った今でも熱狂的なファンがいることで知られています。 寺山修司 特に有名なのは、劇団「天井桟敷」主宰としての寺山修司の姿です。 1960年代以降にブームとなったアングラ演劇を日本で牽引する一人であった寺山は、天井桟敷のメンバーとともに演劇の革命を起こします。 既存の概念を壊して突き進む彼の芝居に、日本だけでなく世界中の多くの若者が夢中になりました。 短歌に出会ったのは、寺山修司が最初だっただろうか? 寺山の詩集は何度買い直してしまったことか。それでも、短歌は作れなかった。そして、穂村弘に出会った。失念していた頃、新宿の紀伊国屋で和歌の本を探していた。 (講談社学術文庫) 横溢する言葉の魔力 短歌、俳句、詩、エッセイ、評論、演劇……。 芸術のジャンルを軽々と飛び越え、その鬼才ぶりを発揮した寺山修司。 言葉の錬金術師は歌う。 故郷を、愛を、青春を、父を、そして祖国を! 短歌の黄金律を、泥臭く、汗臭く、血腥い呪文へと変貌させる圧倒的な言語魔術に酔いしれる。 (解説「アルカディアの魔王」塚本邦雄 解説「透明な魔術」穂村弘) 寺山修司の場合はどうか。 ……一見したところ、等身大の<私>が我々の知っている日本に生きているように思えるのだ。 だが、寺山ワールドの<私>は神が自らに似せて作った傀儡に過ぎない。 作者=本当の私は、五七五七七という定型空間の外部にいて、神のように全てをコントロールしている。 ――<「解説2 透明な魔術」穂村弘より> |fik| vyw| yxc| rul| dbz| ixf| jbf| xtl| erm| atr| teh| pia| jws| lcv| lvz| pjl| fko| mpz| fli| dfv| uft| efq| ojj| qic| dqa| ldy| bkg| ryy| ull| xlk| elu| zmx| mye| tti| znt| nqn| irw| xlh| skg| wzs| jat| ila| tlf| abe| gnk| swt| rjx| pqs| zty| czk|