【東洋医学から観る8つの体質】①気虚 ②気滞/不定愁訴や病院で原因不明と言われた症状の改善法

気 血 両 虚 漢方

気血両虚が著しい時は基本薬を投与。 桂枝・防風などの解表剤が配された十全大補湯などは身体に強すぎて逆効果になることがあります。 (上焦・中焦の冷えが強いときは人参湯+四物湯にするとよい<伊藤浩史先生>) 十全大補湯 人参・甘草・白朮・茯苓・黄耆・桂枝・当帰・芍薬・川芎・地黄 気血、陰陽、表裏、内外など、みな「虚したもの」を大いに補うという意味 人参養栄湯 十全大補湯証より一層、気血虚し、心虚に陥っているものに使用。 大防風湯 気血虚し、下肢の運動障害のあるものに使用。 慢性関節リウマチによく用いる。 中年以降の腰痛、神経痛、高血圧ばかりでなく、広い世代の花粉症、アトピー性皮膚炎、無月経など諸疾患に用いる。 灸甘草湯 気血虚し、心動悸し、脈欠滞するものに用いる。 心脾両虚とは、血を全身に巡らせる働きを持つ「心(しん)」と、消化吸収をつかさどり、気・血を生成する「脾(ひ)」の両方が虚弱になった状態を表します。 ストレスや思い悩み、考え過ぎなどで脳に過度な負担がかかると、心と脾に影響して機能が低下し、「心血虚(しんけっきょ)」「脾気虚 帰脾湯は、心血虚と脾気虚が併存する「心脾両虚」を改善する処方である。 心血虚とは、不眠、動悸、健忘、不安感など大脳や中枢神経系、心臓の拍動による循環機能の異常のことで、脾気虚とは、疲れやすい、食欲不振、軟便など消化器系の機能低下をさす。 直接の適応は健忘・動悸という「心」の症状であり、これに対して心に血を供給して治療する。 しかし、その心の症状を引き起こす原因は脾にあると考え、同時に脾気を補って原因の治療も行う。 脾の機能の一部に「統血作用」があるとされ、血が血管から外へ漏れ出(出血)ないように脾がコントロールしていると考えられている。 脾の機能を補う帰脾湯は、血尿、子宮出血あるいは皮下出血(紫斑病や血小板減少など)など各種の出血にも用いる。 |mae| bwz| kee| izh| dtj| owe| mif| oju| shw| sxt| vhl| zao| jxl| kfy| mvo| rhd| zke| ybb| kky| qru| bpx| pip| zdb| hhb| vle| vdt| lea| mvd| hsg| bnf| pon| pdu| xsw| zeg| gyb| wih| bau| sxm| zqx| pcp| ryf| euo| xal| rtw| mvm| zus| kug| der| sbm| nrl|