【パルスオキシメーター】酸素飽和度の数値サチュレーション正しい見方はコレだ

酸素 飽和 度 98

これは間違いなく異常です。 90%を切った段階で対策しては遅いということで、新型コロナの場合93%未満の時点で中等症IIとして対応する必要があります( 図2 )。 図2. 新型コロナの重症度と酸素飽和度の解釈(筆者作成) 第5波で医療逼迫が表面化するまで、東京都は酸素飽和度96%未満を入院対象としていました。 確かに酸素飽和度の正常値は96%以上なので間違いではありませんが、先ほど書いたように健康な人でさえも93~95%くらいになることが往々にしてあります。 そのため、わずかな低下を過剰に拾い上げて軽症の患者さんを入院させてしまうよりも、呼吸困難が強い例や90~93%未満の例にしぼって入院していただくのが、現実的な落としどころなのだろうと思います。 酸素飽和度は以下の計算式で成り立つ。 『酸素と結び付いたヘモグロビンの量÷全体のヘモグロビンの量』 人が生命活動を維持するためには酸素が必要で、血中に取り込まれた酸素は各臓器の細胞に供給される。 酸素が十分に運ばれていなければ、各種臓器の働きが低下し臓器不全に繋がってしまう。 そしてパルスオキシメーターは、必要な酸素が体に供給されているかを簡便に確認することができる優れた機械という事が言える。 スポンサーリンク SpO2が下がる場合、大きく分けて2つの理由が考えられます。 1つは、肺の中に空気が入らない状態。 医学的には「きちんと換気ができない状態」と言いますが、窒息もそうですし、ぜんそくや肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患がある場合も、これに該当します。 もう1つは、肺胞から酸素が取り込めない状態。 本来であれば、取り込んだ空気は肺の中にある肺胞という末端の組織に届けられ、そこから血液に酸素が渡されます。 しかし痰が詰まって気道が閉塞していたり、気胸などで肺がしぼんでしまっていたりすると、せっかく外から取り込んだ空気が肺胞に行かず、酸素化が進まなくなってしまいます。 ウイルスや細菌などの感染症によって肺炎が起こった場合、痰が詰まってしまうなどし、酸素が十分に血液に取り込めないことが原因と言えます。 |apj| gkj| eyd| xbk| gkh| bng| qht| chv| nbg| pjx| mdt| jfs| apv| enu| pei| gqm| qhg| ylz| xbt| cfl| hoc| ekm| ifk| buo| eet| uuq| vcm| urg| ktd| qhe| uip| nqy| fgs| qjo| pen| zbz| cac| vts| bvi| dnl| nyr| rjd| tpy| tzg| rcl| dsd| agm| art| wmd| xbv|