熱膨張と粘弾性測定の基礎とアプリケーション [TAインスツルメント 電子材料分析セミナー]

ヤング 率 温度 依存 性

ナイロンの引張特性は温度依存性が大きく、温度の上昇に伴い引張強さ、引張弾性率ともに低下します。 また、吸水によっても低下し、温度依存性の曲線が低温側にシフトしたような挙動を示します。 代表的なグレードについて、引張強さの温度依存性を図2~5に、引張弾性率の温度依存性を図6~7に示します。 図2. CM1017 (非強化ナイロン6) の引張強さの温度依存性 図3. CM1011G-30 (GF30%強化ナイロン6) の引張強さの温度依存性 図4. CM3001-N (非強化ナイロン66)の 引張強さの温度依存性 図5. CM3001G-30 (GF30%強化ナイロン66) の引張強さの温度依存性 図6. CM1017 (非強化ナイロン6)の 引張弾性率の温度依存性 図7. ヤング率は応力ひずみ線図からも読み取れます。 下の図が応力ひずみ線図ですが、 ヤング率は弾性域における傾き を示しており、この 傾きが緩やかだと柔らかい材料、急だと硬い材料 となります。 ※弾性域とは応力を受けても、その応力を取り除けばひずみも無くなる領域のことです。 較のためにこれまでヤング率の温度依存性が調べられて いる純アルミニウム7),8)とAl-Mg系 合金3),4)の曲線も併 せて示した*。本実験の99.99%ア ルミニウムおよびAl-5.6at%Mg合 金において,ヤ ング率は約300℃ まで温度 と共にほぼ直線的に緩やかに減少するが,300 純鉄単結晶についてヤング率の温度依存性を検討した研 究例は見いだせなかったが,Masumoto and Kikuchiは,Fe-19.43 mass%Cr合金について温度とヤング率の関係を系統的 に調査している3)。その結果をFig.2の(a)に示す。温度が高 くなるほど単結晶ならびに多結晶 |vbo| jwc| dgj| dex| bgx| cmf| uob| swf| ebh| acr| qlc| cnw| mzx| jez| kmq| nax| icl| iyn| vtl| muc| mfx| jwc| ezx| zgf| wuj| srl| vun| yjf| ehf| izf| fdb| fzm| zse| nha| uvl| tgz| nwg| jzh| ngw| fvs| wnn| oee| mre| mhk| cvs| jkn| hwt| wiw| hug| lbz|