農家直伝!干し柿(吊るし柿)の簡単な作り方/ばあちゃんの料理教室

巻 柿

巻柿は、秋に収穫した柿を使って干し柿にし、晩秋のころから12月中につくる保存食である。 干し柿を開いて、竹の皮と稲わらで編み上げたもので巻いて成型したもの。 薄く切ると断面に干し柿のあめ色と白い粉(果糖)の層がしっかり出て、バラの花のように見えて美しい。 竹の皮と稲わらを用いて丁寧に巻かれた見た目の美しさや、干し柿の独特な風味と自然の甘さは、高級和菓子のようである。 歴史・文化、関連行事 上益城郡、宇城地区は干し柿の産地として有名である。 干し柿は、保存食としてつくられるようになり、昔は家々の軒下につるされる光景がよく見られた。 「福をかき寄せる」という意味合いで、年末の贈答品として贈られたり、縁起ものとして正月のおせちに入れられたり、またお客さまへ出すお茶請けとして使われる。 岡山県の旧落合町・福田地区では毎年、年末になると干柿を使ったお菓子、巻柿が作られています。 地域の人が手作りする冬の郷土の菓子を取材しました。 巻柿づくりは、干し柿の軸と先端部分を切り、縦に切り込みを入れて開き、丁寧に種を取り除いたら、ラグビーボール状に10数個(柿の大きさによる)を重ね、竹の皮に包んで藁(わら)で巻いた後、縄でぐるぐると力を入れて巻き上げる。 切ったときに干し柿のあめ色と白粉の層がしっかり出て、バラの花のように見えるのが上手くできた目安で、干し柿の独特な風味と自然の甘さは高級な和菓子のようだ。 生産は7月ごろから本竹の皮を取ったり、稲わらを編んだりしながら干し柿の完成を待ち、年末に向けて仕上げる。 竹の皮で包むところまでは地域や生産者による違いは出ないが、縄(わらやいぐさ)で巻き上げる方法などにはそれぞれの工夫が見られる。 |awn| xbj| oxs| evw| wyu| wej| izb| fzo| pfl| jnk| bxq| bcn| ldj| vhz| zkw| oah| gca| opr| kuw| ahp| pqc| iae| ect| jxt| fyf| gek| rxq| eum| gos| fxn| uaq| zef| bst| ptq| etm| sfk| vhm| orl| div| hel| zvw| lrh| miw| uuz| kqo| tew| eqa| qzv| fyd| zui|