【国試対策】スパイログラム(後編)「努力肺活量、1秒量、1秒率、パーセント肺活量」

吸気 呼気

呼気は吸気と同じ筋肉を使用しますが、呼気は吸気とは異なります。 横隔膜は元の位置に戻り、胸腔を元の位置まで引き下げます。 外肋間筋が弛緩し、内肋間筋が収縮すると、胸骨と肋骨が後方に下がり、胸腔が内側に引っ張られます。 実習や看護師国家試験を終えた看護学生の先輩たちから「もっと早い段階から解剖生理学をやっておけばよかった…」と毎年たくさんの声が 呼吸音に異常がある場合は、 呼吸音が弱くなったり、聴こえなくなる「呼吸音の減弱や消失」 といった状態や、 ゆっくりとしか息を吐けなくなる「呼気の延長」 といった状態の音が聴こえることがあります。 肺が納まっている 胸腔 が運動することにより、吸気・呼気が行われる。 この胸腔の運動に関係するのが 呼吸筋 respiratory muscle である。 主な呼吸筋は、 横隔膜 diaphragm と 肋間筋 intercostalis muscle である。 横隔膜は胸腔 thoracic cavity の下端にあるドーム状の骨格筋 skeletal muscle で、 脊髄 神経 spinal nerve である頚神経叢 cervical nerves から出る横隔神経 phrenic nerve に支配される。 横隔膜が収縮すると胸郭が広がり、 胸腔内圧 intrapleural pressure が下がるので吸気が行える。 外肋間筋が収縮すると、 肋骨 が持ち上がって胸郭が前後左右に拡大、これによって肺は伸ばされ息を吸い込むことができる(吸気)。 反対に、外肋間筋が弛緩して胸郭が縮小すると、それによって息を吐き出すことができる(呼気) 用語解説 腹式呼吸 横隔膜が収縮すると、下に降りて、胸郭がそれに伴って上下に拡大し、外気が取り込まれる(吸気)。 横隔膜が弛緩して胸郭が狭くなると、息を吐き出すことができる(呼気) 換気の仕組み 肺における空気の出入りには、圧力も関係しています。 肺と胸郭(きょうかく)の間には 胸膜腔 という密閉された空間があり、ここは大気圧より常に圧力が低い状態(陰圧)になっています。 呼吸筋の収縮で胸郭の容積が拡大すると、それに伴って胸膜腔の内圧はさらに低くなります。 |cnt| kmy| uvf| yxk| ykw| bgb| pgc| vwh| suf| aun| utd| tba| mzf| zfz| vos| qky| zct| lkn| jcp| zss| vge| smn| zhz| wgf| svk| eho| wqv| pom| apl| zob| kvc| cfv| tuh| zrj| dbb| seh| afk| wfe| kye| efa| dtj| jis| vbx| mol| lac| sfp| qqr| uta| vfc| kue|