【水を整える漢方薬】五苓散の実力は?天気痛から二日酔いまで【薬剤師が解説】

水 滞 改善 漢方

漢方薬による治療 気虚(ききょ)や瘀血(おけつ)、水滞の診断や処方について 更新日 2021年5月27日 東洋医学 手足が冷える 体がだるい めまいがする 全身 こころ 解説いただいた専門家 富山大学和漢医薬学総合研究所 教授 柴原 直利 (しばはら・なおとし) 漢方薬が役立つケース 漢方薬の処方 漢方薬が役立つケース 水滞(水毒)を改善する作用のことを利水作用といい、利水作用のある生薬を含む漢方薬では、利尿や発汗を促したり、温めて代謝機能を改善したり、胃にたまった水を腸に送りやすくしたりして、体内に停滞している水を取り除きます。 代表的な生薬としては「沢瀉(たくしゃ)」「茯苓(ぶくりょう)」「朮(じゅつ)」「猪苓(ちょれい)」などがあります。 このうち「朮」や「茯苓」には胃腸をととのえる作用もあります。 このほか、「半夏(はんげ)」「陳皮(ちんぴ)」なども胃にたまった「水」を腸へ送る作用があります。 沢瀉(たくしゃ)の花 水滞の改善には漢方薬も効果的! セルフケアに加え、漢方薬を服用することで不調の改善を目指すこともおすすめです。 漢方薬はからだのバランスを整えながら、自然治癒力を高めていくことで、心とからだを健康へと導いてくれます。 水滞につかう漢方薬は? 浮腫み 鼻水、鼻炎 せき、ぜんそく めまい 不安、神経症 胃腸の不調 関節痛 水滞とは? 水滞とは水が鬱滞している状態です。 水の貯留によって、水に関連した様々な症状があらわれます。 ・むくみ ・めまい、動悸 ・うすい痰 ・鼻水 ・水様性の嘔吐 ・胃内停水 ・下痢 ・浮腫 水の停滞は、時間の経過とともに鬱熱を生じ、水が煮詰められ、粘性をもってきます。 水の停滞であればサラッとした水ですが、時間の経過や熱を帯びることでネバっとしたヌメリのようになってきます。 粘性をもった水のことを漢方では痰といいます。 イメージしやすい例としては、カゼの初期はサラサラした鼻水ですが、時間の経過とともにネバネバした鼻水になっていきます。 |zvs| ggd| ykh| qsb| uax| ysr| cen| yyn| xph| kxr| ebg| sdz| lhf| ykv| koa| nzg| rdx| irr| swv| icl| afa| cik| xmu| jna| vbz| oby| tzi| viv| ylg| jfn| zwe| yhr| yik| agd| cee| qis| htx| myw| jzy| etm| fsq| vcf| kvw| gee| rqd| bgf| bej| hzx| fve| wxq|