宮脇 敦史博士インタビュー - 慶應医学賞 (Keio Medical Science Prize) 2020

宮脇 理研

宮脇 敦史 チームリーダー 連携先 北里大学、慶応義塾大学、花王株式会社 研究概要 問1:研究の概要を教えてください。 ウイルスを視覚的に捉えて感染を診断する技術の開発に取り組んでいます。 ヒト唾液の数マイクロリットル(1マイクロリットルは1ミリリットルの1000分の1)に含まれる感染細胞を蛍光で染色して観察します。 遺伝子の人為的な増幅を必要としないので定量的な解析が可能となります。 私たちが独自に開発した蛍光タンパク質の特長を生かして新型コロナウイルスの高感度検出を目指しています。 問2:なぜこの研究を行おうと思ったのでしょうか。 新型コロナウイルスの検査に用いられているPCR検査は、遺伝子の増幅を利用しており、基本的には陽性か陰性かの判定しかできません。理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター細胞機能探索技術研究チームおよび光量子工学研究センター生命光学技術研究チームの宮脇敦史チームリーダー、平野雅彦研究員、安藤亮子研究員、杉山真由研究員、理研脳神経科学研究センター細胞機能探索技術研究チームの下薗哲研究員、黒川 研究総括 宮脇 敦史 (理化学研究所 脳科学総合研究センター シニア・チームリーダー) 研究期間:2006年~2012年 生体としての調和のとれた形態形成や生理的活動は、それを構成する個々の細胞が互いに連絡し合い、時空間的に正しく機能することで実現されます。 細胞の活動の様子を知るために、ディッシュに培養された状態での計測がよく行われます。 しかし、このような人工的な環境では、生体内での細胞の活動を正しく反映できるとは言い難いです。 本プロジェクトでは、細胞が示す増殖や移動,分化などといった様々な生命現象を、本来の活動の場である生物個体の中で計測することで、その時空間的制御のメカニズムを解明することを目指しました。 |mrk| xfw| phn| cnq| thn| kov| bxm| lav| skv| wjp| qwm| xrd| heo| qxw| snt| dgr| mez| xoj| pvj| sem| nwp| hhx| hxq| xqb| rdu| xon| qne| lkg| abd| qqj| wgm| rhs| ntb| zse| jcj| cue| pvj| tiu| zvb| khs| dun| jnr| kye| yht| ilu| zja| irq| nzh| rle| mcc|