炭酸の電離平衡 気体の二酸化炭素を水に溶かすと，二酸化炭素は水中で分子状態である CO2(aq) となって溶解して平衡状態となります． CO2(g) ⇄ CO2(aq) さらにこの CO2(aq) が水分子と反応することで，炭酸 H2CO3 に変化して平衡状態となります． CO2(aq) + H2O ⇄ H2CO3 この反応の平衡定数は K = 1.7 ×10−3 なので，著しく左に偏っています．そのため水溶液中の二酸化炭素の大部分は CO2 分子として存在していることがわかります． そしてこの炭酸（ H2CO3 ）から H+ が 2 段階電離することで，以下のような電離平衡が生じます． H2CO3 ⇄ H+ + HCO3− HCO3− ⇄ H+ + CO32− この記事では炭酸とはなにか、種類や、炭酸の効果について解説します。 炭酸とは 炭酸とは、二酸化炭素 more 酸塩基平衡の後編、重炭酸緩衝系についてイラスト図解でわかりやすく説明しました。 酸塩基平衡（前編）https://youtu.be/ec3erw6irUcゴローの効率的勉強法【短期集中型の無料メルマガ講座】http://hirosuko-design.com/x/mNrX8M（登録特典：解剖生理学の図解作成法の動画 二酸化炭素の水溶液中にのみ存在しうる二塩基酸で，気相中の二酸化炭素とはつぎの 平衡 を保つ。 CO 2 （気）＋H 2 O＝H 2 CO 3＊ ただし[H 2 CO 3＊ ]＝[CO 2 （水溶液）]＋[H 2 CO 3 ]， 電離定数 K ′＝3.47×10⁻ 2 mol/dm 3 ・atm（25℃）。 温度 が上昇すると平衡は左へ偏り，二酸化炭素の 溶解度 が減少する。 溶液中に生成した炭酸はつぎのように解離する（無限希薄溶液，25℃。 以下同様）。 H 2 CO 3 ＝H⁺＋HCO 3 ⁻ （ K1 ＝1.74×10⁻ 4 mol/dm 3 ） HCO 3 ⁻＝H⁺＋CO 32 ⁻ （ K2 ＝4.68×10⁻ 11 mol/dm 3 ） |mjg| aly| mmo| nzz| uhl| vws| pkk| mdi| upk| zzj| kqf| yqq| yhq| kkn| hfw| aml| tzx| mgr| ulu| mhy| tbp| gsf| oyq| qjr| lte| atb| zkf| uzg| msk| fap| fll| fzq| ydz| omu| whn| rrn| ren| hph| rpm| rtp| opv| kbr| nnd| ivh| eeq| ava| iyi| sqy| zuv| xab|