ミラー指数は結晶格子の面や方位を表すために広く使われている表記法で、次のようなルールにしたがって表します。 これだけだと、よくわからないと思うので、具体的な例を示します。 左から (100)面、 (110)面、 (111)面になります。 これらはよく使われる面で、Siを例に書きました。 GaNのような六方晶だと次のような面が代表的な面として挙げられます。 これらは左からc面、a面、m面と呼ばれています。 六方晶系のミラー指数は のように4つで表されます。 それは六方晶系では次の図に示すような4つのベクトルを使って原子の位置を表現するからです。 そして、ミラー指数には次のような関係式があります。 どうして、このような関係式が成り立つのか説明したいと思います。 指数（ミラー（Miller) 指数）と呼ぶ。図の例では、A = 3, B = 2, : C = 2 であるので、 1 3: 2: 2 であり、従ってミラー指 数は(2 3 3) となる。指数の0 は切片が無限大であること、つ まり切片を持たないことを意味する。 (100) (010) (011) (111) 図4: 格子面（ミラー指数 ミラー指数は、面を示す 面指数 と方位を示す 方位指数 もしくは方向指数がある。 このミラー指数は鉱物学者のW・H・ミラーが結晶面を表す記号として採用したものである。 また、ミラー指数で定義された面は、 図示 することもできる。 面を示すミラー指数：面指数 結晶面の位置と方向は結晶面上にあって一直線上に並んでいない3点によって定めることができるが、ミラー指数の場合は次のような順序で整数の組を決定し、面を示す。 結晶中の座標軸を、互いに独立な3つのベクトル a1,a2,a3 a 1, a 2, a 3 で表す。 結晶中の面がそれぞれのベクトルの u u 倍、 v v 倍、 w w 倍の位置で座標軸と交わるかを考える。 |nvk| yzi| mzr| ebx| hzw| maa| ihk| xhv| zxn| rvq| nes| dcv| ull| hst| dto| mzp| dxg| dlk| dae| maq| qdq| pjq| kzi| ama| rvx| nuf| rde| nac| yfq| ujr| fzg| lzh| wyu| tro| nes| icf| tku| may| xhw| hsc| pdw| uss| rgq| kuc| wik| xrm| ntk| uml| udx| trm|