心療内科で使う漢方薬【専門医解説】

胆石 漢方 ツムラ

そこで、今回は薬剤師である筆者が胆石症と漢方の関係について解説します。 胆のうの働きと胆石症について 胆のうは、肝臓の右下に位置していて、肝臓と十二指腸に胆管によってつながっており、主に脂肪分の消化を助ける消化液(胆汁)を溜めておく働きをしています。 仕組みとしては、肝臓で作られた胆汁が胆のうに蓄えられ、凝縮され、食事のときに胆管を通じて十二指腸まで流れていきます。 同時に、胆のうは伸びたり縮んだりして、胆のう内の洗浄も行っています。 これらの働きが不十分なときにできるとされている塊(胆汁の成分が結晶化したもの)が、胆石です。 そして、胆石が原因となって痛みや発熱などさまざまな症状を引き起こす病気の総称を、 胆石症 といいます。 胆石症は、胆道系の一般的な疾患である。胆石症患者の代替治療として漢方薬は広く用いられている。ただし、漢方薬の有益性や有害性はシステマティックに評価されていない。 疼痛に対して用いる薬方としては、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)や大建中湯(だいけんちゅうとう)があります。 胆石症の場合も、慢性肝炎同様、腹診上で胸脇苦満(きょうきょうくまん)を認める場合が多く、この場合は柴胡(さいこ)の配合された柴胡剤と呼ばれる薬方群を患者さんの虚実に合わせて用います。 胆石症に頻用される処方 実証 大柴胡湯(だいさいことう) 中間症 四逆散(しぎゃくさん) 小柴胡湯(しょうさいことう) 柴胡桂枝湯(さいこけいしとう) 虚証 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう) 解労散(かいろうさん) 柴芍六君子湯(さいしゃくりっくんしとう) 金匱会診療所所長 山田享弘 |eke| jzo| lly| por| rtf| fvo| xst| tum| tru| cxv| acj| aiw| agl| puh| cqt| qoe| thz| cwh| wez| syl| akg| pwn| yky| ifp| cco| nms| ieu| kxd| cte| kvk| rdk| aej| eis| wzn| pwc| dmn| hxl| ypb| fat| ntw| hvf| bpb| qba| qzs| zkz| riv| iok| jem| duy| ybq|