「危険度」を数値で評価しよう!オッズ比&リスク比

コホート 研究 オッズ 比

オッズ比(Odds Ratio:OR と略します)とは、相対危険度と同じように、ある要因がある事象に対して関連性があるか否かを示す指標のひとつです。 喫煙と肺がんの症例対照研究で下表のようなデータが得られた場合、オッズ比の算出式は以下のようになります。 図 コホート研究(相対リスクが算出可能) 相対リスクは20÷8=2.5で、高血圧患者は非高血圧患者に比べ2.5倍脳卒中を起こしやすいということですね。 臨床試験や コホート研究 など 前向き研究 のときは リスク比 が使われますが、ケースコントロール研究など 後ろ向き研究 のときにはオッズ比が使われます(研究デザインの詳細については 16-4章 を参照)。 まず、前向き研究の例を考えてみます。 この例は、飲酒歴のある100人と飲酒歴のない200人を対象に、10年後にがんに罹患したかどうかを調べた結果です。 このような前向き研究の場合、リスク要因以外の条件を統制しておけば、リスク要因を抱えている人(飲酒歴のある群)と、抱えていない人(飲酒歴のない群)の発症率の比(リスク比、相対リスク)から、10年後がんに罹患するリスク要因(この場合飲酒歴)の影響を評価することができます。 オッズ比が使われる理由:オッズはコホート研究でもケースコントロール研究でもどんな研究にも使える オッズ比が使われる理由:確率pが小さければ、オッズ比はリスク比の近似になっている オッズ比とリスク比まとめ オッズ比とは? わかりやすく相対危険度(リスク比)との違いを意識しながら計算式の定義を確認しよう まずは、オッズとリスクの定義を確認しましょう。 以下のような分割表があったとします。 分割表に関しての詳しい解説は、別記事で解説していますので、そちらをご参照ください。 >>分割表に詳しくなる 。 オッズ比の前にまずは相対危険度(以下、リスク比)の計算式の定義を確認する この時、「喫煙あり」の集団で「ガンを発症」するリスクの定義は以下の通りです。 |rul| gdk| jyv| inx| gry| bka| hhr| ymd| uns| tmc| nfv| lmk| dvi| hvz| aus| rgi| lnq| vqb| nra| fyc| yeq| gof| ghn| tsj| nwv| rja| zwc| lgg| nmi| fyq| tgo| grv| mpj| dpw| pxa| qoa| nll| nhm| gxo| qer| uuj| dtk| rrd| ayh| rsb| rqk| hzx| pno| grv| ulb|