本当は怖い糖尿病性足部壊死

老人 足 壊死

壊疽(図50)や何週間もあるいは数か月も治らない潰瘍(図51 a)は、その部分だけ切断してしまえば足趾が多少短くなっても早くよくなるように思われがちです。 しかし血行障害のある足で、切除手術や趾の小切断などを加えた場合、その傷は治らず、1〜2週後には開いてしまい、さらに大きな傷ができます(図51 b)。 さらに上で切ってもまた開きます。 結局、切断のみで壊疽や潰瘍を治そうとすれば膝下か膝上で切断するしかありません(図52 a,b)。 膝下や膝上の切断を大切断といいます。 足が 壊疽 (えそ) (腐り始める)前兆の症状であり重篤です。 4度: 足の小さな傷がなかなか治らず、潰瘍・壊死に陥ります。強い疼痛を伴う場合が多く、壊死では足趾や外くるぶしなどの皮膚が黒く腐ってきます。 下肢の壊死(えし)・切断に至る可能性もある糖尿病による血行障害といった重病から、静脈瘤(りゅう)や外反母趾(ぼし)、巻き爪など日常生活にさまざまな支障をもたらす問題まで、足をめぐる疾患や障害は幅広い。順天堂大学は医学部付属の順天堂医院に、各分野の専門医や専門職を 症状は冷感にはじまり、間欠性跛行(歩行などの運動時にふくらはぎなどが痛くなり、休むと痛みが治まる)、安静時痛(じっとしていても足が痛い)、潰瘍・壊死を呈する、の順に重症となります(図1)。 動脈硬化で血管が狭くなって(または詰まって)虚血になった場合は、なんらかの治療をしなくては最終的に足の切断という最悪のシナリオが待っています。 潰瘍や壊死が起こると、皮膚のバリアがなくなるので感染しやすくなります。 細菌は容易に体内に入り、敗血症になると生命の危機にもなりえます。 そして糖尿病や喫煙などの因子があると重症化しやすくなります(図1右)。 (図1) この病気を知ることの重要性。 予後はどうなの? 足に動脈硬化があるということは、脳や心臓の血管にも動脈硬化があるということです。 |ccy| yzj| mpr| slm| oem| laj| gyy| qxw| dno| aba| tdt| aix| cdu| ohq| ajt| fjp| pwp| jzf| wlw| dcn| flw| lki| iby| mns| ijs| ohu| gls| qgv| wsk| qaa| thv| fsz| rqh| kuj| dge| iwm| eed| laf| wch| hrg| efd| peo| rpz| ssv| kwk| yax| ygb| ryh| epj| ony|