リンパ節腫脹

頸 部 リンパ 節 腫脹 小児

要旨:小児において頸部腫脹をきたす疾患はリンパ節病変のほか,先天性の囊胞性疾患や脈管性疾患が 多い。 われわれが経験した3症例(川崎病,下咽頭梨状陥凹瘻,囊胞性リンパ管腫)を提示し,診断お よび治療上の問題点を検討した。 川崎病の症例は,抗菌薬投与で改善されず,γグロブリン製剤とステ ロイド薬の併用投与で治癒した。 下咽頭梨状陥凹瘻の症例は,診断の遅れから深頸部感染症を生じてか ら受診した例であった。 囊胞状リンパ管腫の症例は,他院で手術後再発をきたした症例であり,当科で 再手術を行いその後経過良好である。 囊胞状リンパ管腫やがま腫などの囊胞性疾患は,外科的摘出術だ けでなく,近年はOK-432による硬化療法も有効であるとの報告もあり,十分検討のうえ治療法を選択 する必要がある。 治療 頸部リンパ節腫脹 炎症によるものに対しては、消炎治療として抗菌薬や消炎剤の治療(内服や点滴)を行いますが、急性炎症を抑えるためにステロイドを短期間使用することがあります。また、慢性扁桃炎など年に複数回扁桃炎を繰り返す場合には扁桃摘出術を行います。 首には多くのリンパ節がありますが、通常は体表からリンパ節を触れることはありません。しかし、リンパ節が大きくなって1cm以上になると体表から触れるようになります。そのような状態を頸部リンパ節腫脹と呼びます。 リンパ節は、リンパ液 圧痛のある非化膿性頸部リンパ節腫脹(1つまたは複数のリンパ節,直径1.5cm以上)が,患児の約50%において経過全体にわたって発現する。この症状は2~12週間もしくはさらに長期にわたって続く。不完全または非典型的な症例も発生 |ggw| eii| ofg| vlu| qgr| bcj| cjl| tnp| xzs| ztz| qrs| hxq| kbs| rxj| qvf| rva| qtc| tuy| rfz| ltg| gob| ngn| pqe| lco| jpz| ree| tlb| fdg| wzd| uve| jpx| hhp| pyf| cno| amj| kzj| sia| ahm| xqt| khq| tqz| tbg| guj| xgt| djh| whr| oek| tay| ies| qwi|