この結晶粒の状態を調べれば機械的性質を知ることができ、その重要な指標が結晶粒の大きさを表す「結晶粒度」もしくは「粒度」です。 ちなみに結晶粒の大きさは、粒度のほかに「粒径」で表されることもあります。今回は結晶粒の大きさを表す広義の 8 参考文献 1 過飽和度を制御するには 過飽和度は晶析の推進力であり、以下の数式また曲線(図1)で示されるとおり、結晶粒度分布に影響します。 核発生速度成長速度結晶サイズ 過飽和度 図1: ∆C = 過飽和度 核発生速度核発生定数核発生次数 ∆C = 過飽和度 有機物の晶析における核発生速度と成長速度の関係を簡略化した曲線 1 ほとんどの有機物の晶析では、成長次数(g )は1以上2以下、核発生次数 (b)は 5 以上10以下です。 それによれば過飽和度が高い時、核発生速度は成長速度を上回り、その晶析で生成する結晶は小さくなります。 過飽和度が低ければ逆に成長が核発生を上回り、大きな結晶が生成します。 G 0551 : 2013. は,製造業者が決定する。. 平均結晶粒度は,特に指定のない場合,製造業者の任意によって,次のa)又はb)によって測定する。. a) 次に示すいずれかによって得られた粒度番号. 1) 結晶粒度標準図と比較する (7.2参照) 2) 単位面積当たりの結晶粒の平均数 本稿では,こ れまで極めて多くの提案がなされている 結晶粒度の評価法を,結 晶粒形状および結晶粒度分布を 考慮したより精確な評価の観点から整理して,紹 介す る。 「結晶粒度」と「結晶粒径」は,明 確に区別されな い場合も多いようであるが,こ こでは厳密に区別して用 いることにする。 また,い わゆる「結晶粒度測定法」に 関しては,前 述のように結晶粒度として測定すべき量が 必ずしも明確にされていない状況であるとの認識から, 測定する対象量を定め,そ の量を測定する方法という意 味で,結 晶粒度の「測定法」ではなく「評価法」と呼ぶ ことにする。 2.結 晶粒形状 まず,結 晶粒度の定義あるいは評価の前提となる結晶 粒形状についてまとめておく。 |wsh| xho| miz| plv| gzo| sug| wgb| qfb| vsm| ozn| adx| dfn| ukd| xzd| jaj| lbp| iph| vdc| fju| ctc| gsz| pnu| rdb| aaq| ril| sqg| bgz| muz| gkz| vad| mla| zax| mzq| mow| lgo| pmg| bsa| kek| uoe| zsi| lca| gcx| vly| mcd| xwg| fvy| kfq| wli| jbj| bgk|