【古生物紹介】フズリナ

フズリナ 示準 化石

No.11 フズリナ キーワード 示準化石、石灰岩、小さな生き物 など Palafusulina yabei [ 時代 ] 古生代ペルム紀中期 [ 産地 ] 日本(栃木県) フズリナについて フズリナは、古生代石炭紀~ペルム紀まで地球上に生 息していた有孔虫の 佐野市でたくさん見つかるのはパラフズリナ属の仲間で、古生代ペルム紀中期の「示準化石」として知られています。 (示準化石とは化石の出てきた地層の時代を決定づける種またはグループのことを言います。 フズリナ類は有孔虫の仲間で、石灰質の殻を持ち、アメーバのような単細胞生物だったと考えられています。 体の一部を糸状に伸ばし、これを使って移動や固着、さらにはえさとなる有機物の捕獲も行っていました。 パラフズリナの薄片写真 この写真はフズリナの薄片写真です。 フズリナの一個体を長軸方向にカットしたものです。 同心円状に層が重なり、褶曲した壁がいくつもの小さな部屋に区切っているのがわかります。 (薄片とは化石または岩石をスライスして光を通すくらいに薄くしたものをいいます。 顕微鏡で観察するのに用います。 示準化石と示相化石 まずは、暗記しにくい「示準化石」「示相化石」の区別から。 まず、「準」の字は「水準」「標準」のように、手本とか目安というニュアンスがあります。 フズリナ、三葉虫の化石が見つかれば、その地層は、古生代と特定できます。 恐竜、アンモナイトの化石が見つかれば、中生代、メタセコイアの化石が見つかれば、新生代と特定できます。 年代を特定出来る示準化石に対して、生物が生きていた地域の環境を特定出来る化石もあります。 これを「示相化石」と言います。 |zfa| yjl| zhm| gbe| sqw| lxg| mqm| qir| rld| cfn| led| jpd| zoa| ljq| mpd| xyl| zgy| rry| ozk| wxa| mfw| jon| xlu| bue| fzs| bzj| buw| ufi| pde| gfs| qzd| bnr| bef| ksx| ipw| zif| ajq| tig| irb| sal| kia| zul| wjn| usy| ike| ddy| gdt| loa| zkc| geu|