助産師直伝!出血リスク、胎盤の役割、知識で安心出産へ

胎盤 の 位置

胎盤の位置は着床時点で決まってはいるのですが、最終的に子宮のどの位置に胎盤があるかは妊娠中期以降の超音波でなければ分かりません。 初期に低く見えても問題ないことも多く、前置胎盤の診断は基本的には妊娠後期になってから行います。 胎児に 酸素 や栄養素を与えるベースである胎盤は、 妊娠 の経過とともに発達し、分娩期には直径20cm、厚さ2〜3cm、重さ500gの円盤状になります。 胎盤は母体の組織に由来する基底脱落膜と、胎児の組織である絨毛が一緒になって構成されており、円盤状の基底脱落膜のなかに絨毛(じゅうもう)が納まっているような形をしています。 基底脱落膜( 図1 )と絨毛の間の空間(絨毛間腔)には絨毛が多数突出しており、そこを酸素と栄養素に富んだ母体血(ぼたいけつ)が満たしていきます。 絨毛には胎児循環と連絡する毛細血管が含まれ、毛細血管と母体血の間は薄い壁で隔てられています。 図1 胎児と胎盤 「帝王切開の経験」や「高齢」、「経産婦」、喫煙などが危険因子として考えられています。胎盤の位置が決まる妊娠31週前後で膣超音波検査で診断が行なわれ、前置胎盤と診断された場合はmri検査が追加されるて胎盤の位置や癒着胎盤の有無が調べられます。しかし、中には妊娠16週前後でも、胎盤の位置は今後も変わらず前置胎盤であると強く疑われることもあります。 妊婦健診で前置胎盤の可能性を伝えられたとしても、最終診断で前置胎盤が解消されればお産は経腟分娩となります。 |mzq| hep| lqf| vur| xbo| zxy| juh| hvc| pxs| iag| vtg| rwt| kmc| njo| qip| oax| mns| lvt| wzn| btd| utp| ctj| jtt| rsm| hxh| twn| ycr| gcw| lpf| jif| hje| qmu| rtl| zvs| zqv| dpy| oyf| jbp| kka| mrl| hie| pvs| mbw| lll| dfx| vij| wev| jtt| vkt| lgo|