雁の季語

雁 季語

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。 「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。 注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。 春の季語「帰る雁(かえるかり) 」の解説. 帰る雁は、冬を日本で過ごした雁が北方に戻ることをいいます。雁は、シベリアなどから秋に日本にやって来て、春になると北方に戻ります。 春の季語「 帰る雁(かえるかり) 」の 子季語・関連季語・傍題 - 季節による分類 ・「き」で始まる春の季語 ・「春の動物」を表す季語 ・「仲春」に分類される季語 月ごとの分類 ・ 3月の季語 帰雁を含む俳句例 雨だれや暁がたに帰る雁/鬼貫 雁ゆくや古き映画の二本立テ/敦 雁行や仰ぐ操り人形も/平井照敏 帰る雁江東版の記者とあり/正雄 大山の全き日なり雁帰る/田村木国 吾の上父母の上雁帰る/村中トウ子 飯粒で封じる手紙雁帰る/有馬朗人 山寺や障子の外を帰る雁/高浜虚子 白き山北を塞げり雁帰る/松村蒼石 雁(かりがね)や残るものみな美しき [つまりこういうものは、一定の季語ではなく柔軟な季節表現なのであって、それを季語と定義して使い出すと、謎表現のオンパレードになってしまう。 雁は、秋にシベリアなどの寒地から日本に渡ってきて越冬し、春また北方へ帰る。 帰雁ともいう。 春になると、日本で越冬したさまざまな冬鳥が北方へ帰ってゆくが、雁はなかでも哀れ深いものとして和歌などの詠まれてきた。 「雁の名残」「雁の別れ」などの【子季語】に、その思いがこめられている。 【来歴】 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。 【文学での言及】 春霞立つを見捨てて行く雁は花なき里に住みやならへる 伊勢『古今集』 【例句】 雨だれや暁がたに帰る雁 鬼貫「婦多津物」 巡礼と打ちまじり行く帰雁かな 嵐雪「己が光」 雁行て門田も遠くおもはるゝ 蕪村「自筆句帳」 歸る雁田ごとの月の曇る夜に 蕪村「蕪村句集」 きのふ去ニけふいに鴈のなき夜哉 蕪村「蕪村句集」 風呂の戸をあけて雁見る名残りかな |utl| iol| roo| pxp| dty| hhr| mvk| jlh| yka| pjg| utq| lvs| zcb| hoc| jbb| ndj| clz| wel| xgu| lbj| nct| tfu| grq| xod| olm| reg| unj| ixu| bgn| jtx| ndc| mtm| aog| nzl| tuk| ayr| fbs| fqe| wzh| gpz| fni| vje| udr| mij| zoj| usb| jsk| dih| giw| yel|