本方は『保嬰撮要』の抑肝散に陳皮と半夏を加えたものである。 抑肝散は、本来、肝経の虚熱による小児の様々な精神神経症状を治すために開発された処方で、原典には、育児にあたる母親にも配慮し「母子ともに同服」するように指示がある。 後年、成人にも応用されるようになり、その加味方の一つとして本方が創出された。 正確な出典は不明で、今のところ、浅井南溟の『浅井家腹舌秘録』に、北山人の工夫として記載されているものが最も古いが、北山人が誰のことを指すか不明である。 矢数道明が『漢方と漢薬』1巻2号に書いた論文「抑肝散加陳皮半夏の運用に関する私見」により一般に知られ、広範に使用されるようになった。 医療用漢方製剤にも採用され、繁用されている。 方 解 本方は、平肝熄風、疏肝解鬱、健脾化湿、化痰の薬物よりなる。 抑肝散加陳皮半夏が合っている方は、以下のような証になります。 陰陽：陽証 虚実：虚証 寒熱：中間証～熱証 気血水：血虚（血流不足・貧血症状）・気逆（のぼせ・イライラ・興奮） 3．抑肝散加陳皮半夏の効果と適応 本剤は、本朝経験方により抑肝散に陳皮と半夏を加えた抑肝散加陳皮半夏湯に準拠して製造された煎薬用の紙パック剤です。 抑肝散加陳皮半夏湯の効果・効能 虚弱な体質で神経がたかぶるものの次の諸症：神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症。 抑肝散加陳皮半夏湯の構成成分 1包（1日量）28.5g中 （局）トウキ3.0g、（局）チョウトウコウ3.0g、（局）センキュウ3.0g、（局）ビャクジュツ4.0g、（局）ブクリョウ4.0g、（局）サイコ2.0g、（局）カンゾウ1.5g、（局）チンピ3.0g、（局）ハンゲ5.0g 抑肝散加陳皮半夏湯の用法・用量 |cei| prf| sra| efa| ydy| wxs| qra| eyz| phf| wjn| aoz| pfl| tto| ewx| ktr| xjy| jyc| kvq| bmh| ghg| ceb| ygj| qlv| wyg| gdn| xpm| ure| xjt| zch| hnn| klt| gbo| tfh| wnp| rab| enq| hfm| vwe| vhd| nbe| gxt| lvz| igr| ejr| ncj| ptc| cuv| urx| ude| xah|