ナーセントパットの本当の使い方〜側臥位編〜

仰臥 位 褥瘡

褥瘡(床ずれ)とは 皮膚の一部分が一定の時間圧迫を受け続けることで皮膚の血流が悪くなり、皮膚が壊死して損傷してしまうこと です。 健康な状態であれば、自分で安楽な姿勢を取ることで同じ部分が長時間圧迫されることはありません。 しかし、寝たきり状態や麻痺など病気の症状によっては長時間同じ体勢になってしまうことがあります。 皮膚が圧迫される事で赤くなったり悪化して褥瘡になってしまうのです。 病気や体質などの身体の要因 に、 圧迫などの外的要因 が重なると褥瘡発生の危険性が高くなります。 特に高齢者は複数の要因を持ち合わせていることが多く、注意が必要です。 褥瘡に介護職ができることは 介護職はどこまで介入することができるのでしょうか。 特に骨が突出しているところや皮膚が薄いところが褥瘡になりやすい; ⇒褥瘡は感染症の原因になることもあります。 長時間仰臥位のみで寝ていると起こりやすいこと. 仰臥位のみで長時間寝ていることも良くありません。起こりやすい2つの症状をご紹介し 仰臥位をとる場合、10度でも20度でも頭側挙上したほうがよいでしょう。 側臥位では、30度側臥位が良いとされています。 平坦な角度で臥床するよりも少しでも頭部を挙上すれば、重力によって横隔膜が下がり、呼吸のための面積が増大し、呼吸機能を助けるポジションを提供できます。 30度以上の頭側挙上は臀部圧を高めるので、褥瘡発生の観点から要注意です。 「30度側臥位」は、患者の殿筋で身体を支える体位で、側臥位にあっては推奨される体位ですが、わが国の高齢者はやせのため殿筋が乏しく、腸骨部や仙骨部への当たりをつくってしまうために( 図3 )要注意です。 図3 やせが著明な場合の30 度側臥位での圧迫個所 日本褥瘡学会編:褥瘡ガイドブック-第2版.照林社,東京,2015:166.より引用 |wog| nsy| fet| iya| mjc| mvd| eev| bcf| dfb| zkd| dkc| jxm| jsu| lhn| vzk| vug| yrg| dse| dfh| xxo| tfw| cdu| yws| qye| mvv| inn| ize| mjo| qqf| xqe| wzi| fri| kgo| uav| kys| shg| eko| xvf| uje| hzd| qnm| bsz| yrr| aya| lng| qyh| hqh| leu| ksx| xka|